『翼』

chance-and-go2004-10-11


(ADからQが出まして)

サイゼリヤの、ペペロンチーノとミラノ風ドリアの組み合わせが低価格かつガッツリで黄金比率と呼んでます。

深夜ラジオ始まりました。

え〜本日はですね、またまた特別ゲストにおいでいただいてます。ささ、早速ご紹介しましょう!劇団・盗難アジアの快優、横山翼さんでぇ〜す!どうぞ〜!

(横山氏が全裸でスタジオに入ってきまして)

C「全裸ですか??…お疲れ様です」

横「あ、そんなには疲れてませんが、お疲れ様です」

C「また、冗談ばっかり言って。お疲れ様です」

横「はい。お疲れ様です」

C「え〜とさっそく質問なんだけど、横山さんにとって演劇って何?ごめんね、唐突で・・・。」

横「急だねぇ。うーん、演劇ねー。あんまりそういうこと考えないようにしてるから。しいていえば、、、病気かな」

C「病気かぁ、病気で思い出したんだけど、横山さんってあんまデカイ病気したことないよな?」

横「そうね。考えてみればないかもね。骨折が最高かな」

C「さて、横山さんが過去に骨折していた事実を聞いたとこで、以前、盗難アジア主宰・佐藤のインタビュー時に横山さんへの質問はがきを募りましたところ、今日はファンからのたくさんのハガキが来てんだけど、ひとつめ。コレ。 

『僕は劇団を旗揚げしたいのですが、以前、森繁久弥先生が劇団に必要なものは3つあると言ってました。その3つってなんですか?』

横「パッション・ファッション・手塚プロダクションかな」

C「エクセレント!続いての質問。千葉市九十九里太郎さんからのハガキ。 

『僕はレペゼン九十九里九十九里代表)なのでどうにかして、海の脚本を書きたいと思いまして、先日、公演1ヶ月前、脚本を書き終えました。そこで横山さんに、この話の題名をつけて欲しいです。お願いします!』

横「じゃあ、『膿(うみ)』で」

C「やぁ〜夜もすでに1時になろうとしてます、疲れちゃったかな、明日は稽古?ハイ次。 

『私も脚本を書きました、怖い警備員が子供たちにいやがらせをするという流れで話は進んでいきます、題名をお願いします。』

横「明日は献血にいってこようと思うの。長生きするらしいから。それじゃあ、題名は『キッズ・ウォー〜AB型の血を必要としています〜』だね」

C「だははは!(爆笑)横山さんO型じゃん!じゃあコレ。

谷亮子が劇団を設立!旗揚げ公演「金メダル」大成功へ向けて、谷亮子が取り入れた新しい稽古法(演出法)とは?』

横「相撲の四股じゃない?それか旦那のユニフォームを劇団員にきせて、とりあえず新婚の雰囲気をだしてみるとか。」

C「だははは!(爆笑) まだ新婚気分でいたいんだ。もういいでしょう新婚気分。団員も断れよなあ〜。じゃあコレ。
  
『横山下ネタ審判員に質問です。こういうブログ形式の放送における「限界下ネタワード」は、審判員的に、どこで線を引きますか?』

横「基本的に『陰』、『淫』、『団鬼六』がつく言葉はださないようにしていますね。やりすぎると、ほら、とまんなくなっちゃうから、ネットの世界は」 

C「だはははは!(爆笑) 団鬼六はいいんじゃね〜かぁ!って「団鬼六」ってつく言葉が知りたいよ。ってことは、陰陽師もかなりの下ネタってわけだ審判員的には。油断も隙もねぇなネットの世界は。お次はコレ。

『僕は都内高田馬場近辺の大学に通う男子です。先日、授業で見かけた女の子に一目惚れをしてしまいました。まず恋の第1歩として何をすれば良いですか?』

横「シカトよ。一目惚れっていうだんかいで口はきいちゃいないんだけどね。ただ、あくまでこっちがあえて無視しているという気持ちが大事。恋愛は常に相手より優位にたってないと。特に学生は。」

C「え?え?それじゃあ、むこうは気づかないんじゃないの?第2段階があるってこと?」

横「役者は待つのも仕事だからさ。あっちがこっちに気を向くまで待つのよ。ただ何にもしないんじゃなくて、授業に裸エプロンでいってみたり、先生を『お母さん』ってよんでみたり、シャンプーを流さないで授業にでたりっていうことは必要ね。」

C「なるほど!そういうことか!わかるなぁ、その感覚。俺は役者じゃないけど、人生は舞台って思ってるから、自分を役者においてしゃべらせてもらうと、昔やっぱり掃除中に何気ない顔で、廊下のガラスにガラスクリーナースプレイでガラス一枚一枚に好きなコ名前を書いて、それでその泡を乾拭き雑巾で拭き取ってたよなぁ。でも俺ん時はそのコには気づいてもらえなかったなぁ。まわりの知ってるやつからすれば、俺はただの泥田坊だったよ。横山さんはそんな恋の注目作戦は過去にどんなことをしてきたの?」

横「とりあえずかなりチラ見してたね。変態だわさ。相手が感づくらいね。チラ見じゃないわ。見ていたんだね。思春期はそんなもんですよ。」

C「いやいや変態じゃないですよ。女性的だね。俺が以前、ある女性の知り合いに聞いた「男をその気にさせる作戦」の中に「仕事中などの時に、ターゲットの男をずっと見てて、相手がこっちをみ見た瞬間に視線をはずす技があるって。もちろんそれは一瞬は目があってるのよ。だから男はうすうす感づいてくるらしいのね。これを使いこなすには3年はかかるって言ってたけど。横山さんすごいわ。」

C「いや〜横山さんの恋愛観も少し見え、だいぶ盛り上がってきたのですが、残念ながら時間が来てしまいました。では最後に今回、チラシの真ん中に顔が載ってますが、今回の盗難アジア第8回公演に対する意気込みをどうぞ。おねがいします!」

横「気合がはいるのは当然ですが、肩に力はいれないでいきたいなと。ともあれ、お客さんはおまえら成長してんのか?っていう目線で見ている方が大半だと思うんですよ。まだまだ多くの人は私たちを知らないわけですし。今、うちを見に来てくれているほとんどの方がリピーターなんです。そういう人たちに自分の成長をみせられればなとおもいますね。いつも同じではつまんないですし。まぁ、お約束の部分は残しつつも。それでいて初めてみる人が次もみたい!っておもってくれるのが理想です。二つを満足させたいです。演劇は8割脚本なんていうけど、今まで脚本に助けられた分、今回はすこし作家に楽させたいかな。とりあえず1500円もはらってもらうんですから、それにふさわしいものをみせないと。あ、あとファンレターっていうのをもらってみたいな(笑)」

C「ほほう。なるほど。冷静と情熱の間にといったところでしょうか、虎視眈々。深夜ラジオをお聴きの皆さん、彼は気合入ってますよ。ガス満タン、準備万端。それでは横山さん、最後に曲のリクエストをおねがいします。横山さんのリクエスト曲は?」

横「じゃあ、華原朋美の『たのしく たのしく やさしくね』をお願いします。」

C「了解。本日は横山さん遅くまでありがとうございました。また稽古場行きます。それでは聴いてください、横山翼リクエスト、華原朋美で『たのしく たのしく やさしくね』です。どうぞ。」

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※写真は神妙な面持ちで、今回の公演への意気込みを語る横山氏。やはり芝居の話になると顔つきは変わった。(photo by kishin shinoyama)