名古屋

(ADからQが出まして)
名古屋に行ってきました!

時にこのc.a.g.、お笑いの仕事も数々やっておりまして、盗難アジア前回公演『サイチ』終わりでこの夏はかなりのお笑いラッシュ。
何本ものお笑いライブを手掛けましたこの夏。
今回この名古屋というのは、とあるコンビの全国ツアーの最終場所。他にも新潟やら大分やらetc.今回はそのラストってことで3時間を越す長時間ライブ。それでも本番上演中にコントや映像を急遽削ったんだから、音響さん・照明さん・映像さん、本当にすいません!そしてありがとうございました!こちらも勉強させていただきました!んん〜削らなかったら、4時間だったなと…。ただ3時間越えてもお客さんはついてきていたなぁ〜としみじみ感想。うち盗難アジアもなかなか上演時間の長い劇団だけに、これは勉強になった。何時間やろうが衰えない演者側のパワーを感じた。そしてそのパワーを感じてか、お客さん側にもパワーが漲る。この相互関係って大切なんだな、と再確認をした瞬間に俺はすごく演劇をしたくなった。

演劇とお笑いはもちろん違う、スタイルみたいのが。でもやっぱり同じ舞台人として共通するものが必ずあり、それは毎回毎回お笑いの仕事をするたびに新しいものに気づく。これを本業の演劇に俺は還元していく。これが最近楽しくなってきた。

いやぁ〜でも演劇人がお笑いに行くとびっくりしますよ〜!まず俺がびっくりしたのは、ゲネプロ(本番リハーサルのこと)を本域でやらないこと。これはびっくりした。演劇はある程度本番さながらにやるんすよ。とある芸人さんに聞くと、リハを本域でやることが恥ずかしいって言われた。演劇人の俺はうぇ〜マジかよって思ったね。もう見るとこ、見るとこ、本域じゃないんですもん、時には成立しないぐらいグダグダな時もあったな、本番前にこんなグダグタで大丈夫かなぁって思うんだけど、本番はガッチリ決まってんの。笑いもドッカンドッカン来てた。え?あのリハは何だったの?みたいな感じさ。そこにお笑い舞台人のおそるべき集中力を感じた。これにはたまげたね、俺は。(かつて盗ア公演『HOME』の時、佐々木さんが本番直前のリハまで台本離れなくて、本番はほぼノーミスでやってのけた時もびっくりしたけど…)

これ自体は文化の違いっていうか、演劇には還元するつもりはないんだけど、集中力や本番までのテンションのあげ方は還元。

とまあ、お笑いの話は終わらせまして、今回のこの名古屋、俺がひとつ楽しみにしてたのは『名古屋巻き』。
知ってます?『名古屋巻き』これはですね、女性の髪型で、髪の毛を内側にクルクル巻いてる髪型のこと。
昔、雑誌で『名古屋巻き』特集が組まれてて、何かの時に見た俺はフェチ的ににめちゃめちゃハマっちゃってさ、名古屋に行ったら必ず生で見てやる!ってずっと思ってて、やっとそのチャンスが来たのがこの夏だったわけ!ああ〜っと!時間だ!ここで1曲行ってみよう!聴いてください!
ケツメイシで涙♪